メルマガバックナンバー:アーライズ通信vol.5(2021年3月2日発行)

2021.03.02
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アーライズ通信Vol.5 2021年3月2日発行
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お疲れ様です。アーライズグループ広報部です。
今月から日本でも新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、いよいよ収束の兆しも見え始めてきましたね!
まだまだ油断ならない状況が続きますが、あと少し踏ん張りましょう!
今回はアフターコロナの客足回復に向けてお役立ていただきたい話題をお届けします!

目次
・今月の話題:アフターコロナの新たな価値基準・SDGsと海外の事例3つ
・アーライズグループからのお知らせ(1件)
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◆今月の話題◆
アフターコロナの新たな価値基準・SDGsと海外の事例3つ
◆────────        ──────────◆
ワクチン接種もはじまり、パンデミック収束の期待が高まるなか、これから来るアフターコロナ・ウィズコロナの新たな時代を生き抜いていくために必要なこととはなんでしょうか?

前回も少し触れさせていただきましたが、パンデミックを経た環境意識の高まりからSDGsへの取り組みが新たな価値基準としてますます注目されています。
今後のビジネス展開を考える上でも必要不可欠な要素となりつつありますが、実際どのようにして取り入れていけば良いのでしょうか?

*
改めて、SDGsとは「地球環境や貧困・差別問題などのあらゆる問題を解決し、環境や人、動物にやさしい、より良い世界を実現するための持続可能な開発目標」のことです。
>>『SDGsとは?【アニメでわかるSDGs】』
https://youtu.be/lnbFQ9zVwG8

「2030年までに達成すべき目標」として各国で積極的な取り組みが行われ、いまや経済やビジネスなどあらゆる局面で重要な指標となっています。

といっても、SDGsは大学の教授や企業家・政府関係者など有識者のものだと感じる人もまだまだ少なくありません。
「貧困をなくそう」とか「海の豊かさを守ろう」と言われても、壮大すぎてなんとなく自分たちにできることなんてないのでは…と思われがち。
しかし、本来はもっと身近でシンプルなものがSDGsなんです。

たとえば、お買い物にエコバックを持ち歩いてみたり、プラスチックストローを紙ストローに変えてみたり、通勤方法を徒歩や自転車に変えてみたり、さらにはSDGsに関係する記事を読んだり発信することも全部SDGsに当てはまるんです!

日本のSDGs達成率は、2020年時点で166カ国中17位とかなり高い位置にいますが、長期的に見ると日本の順位は毎年少しずつ下がっているのが現状です。
では、海外のSDGs先進国ではどのような取り組みが行われているのでしょうか?

今回は特に「食」と「環境」に焦点を当てた海外の取り組みを3つご紹介します。

*

まず1つ目は、欧州を中心に広がりつつある「プラスチックゼロスーパーマーケット」について。
文字通り、プラスチックを一切使わないスーパーマーケットです。

日本でもプラスチックの代わりに紙袋や紙ストローを導入するところも少しずつ増えてきましたが、欧州のプラスチックゼロスーパーマーケットでは包装やレジ袋のみならず、商品棚やラベルまで全てプラスチックフリーもしくはリサイクル品が使われています。
このスーパーの登場は顧客が「プラスチックは必ずしも買い物に必要なものではない」という事実に気付くきっかけになりました。
普段の生活を改めて振り返ってみると、プラスチックで何重にもグルグル巻きにされた包装や使い捨ての容器など、たった一度しか使われず廃棄されるプラスチックの多さが目立ちます。
日本のプラスチックゴミの排出量はなんと世界2位。これに対して、プラスチックゴミの多さに疑問を感じている人は8割を超えているという調査結果も出ています。日本でもレジ袋の有料化や紙製品への置き換えに次いで、プラスチック包装やパッケージ・ラベルの見直しがされる未来も遠くはないのではないでしょうか。

2つ目にご紹介する取り組みは「サステナブル・シーフード」について。
乱獲など海の生態系に悪影響を及ぼすような漁業ではなく、環境に配慮して漁獲または養殖された魚「サステナブル・シーフード」が欧米諸国を中心に急速に普及しています。
米国を代表する小売企業ウォルマートでは、店で扱う天然水産物の98%をサステナブル・シーフード認証のついた魚に置き換えたことで売上が25%も向上したという結果も得られています。
実は乱獲が原因で絶滅寸前の魚ってとても多いんです。
日本人に馴染み深いマグロやアジ、サバなどもその代表で、このままのペースで消費され続ければたった数年後に絶滅するといわれています。
「サステナブル・シーフード」は日本では「海のエコラベル」という認証マークで知られ、このラベルが貼られた魚を選ぶことでこれらの魚の絶滅防止にも繋がるのです。

そして3つ目の取り組み。
SDGs取り組み達成率1位のデンマークには、そもそも「ゴミ」という概念が存在しないそうです。
ゴミではなく「資源」と捉える意識が根付いており、リサイクルやリユースの文化がとても発展しています。
食ロスをなくすために「賞味期限切れスーパー」を世界で初めて導入したのがデンマークのWe Food。日本でも賞味期限が迫っている食材や、見た目の問題で売り物として価値がつかなかった商品などを安価で提供するお店が増えてきましたが、We Foodの商品は日本に比べて割引率が低く設定されています。というのも、これらの商品の収益を寄付に回すことで、エシカル意識の高い顧客の購入を自然と促進させているのです。
消費者は食材を安く手に入れられて、しかも食ロスの削減だけでなく寄付を通して貧困や教育の充実にも貢献できる、気持ちの良い仕組みができています。

*

SDGsは単なる理想論ではなく「2030年までに達成すべきゴール」です。
海外のこれらの取り組みは、今後世界的に広まっていくでしょう。日本でもレジ袋の有料化や、昨年の12月には漁業法改正なども行われ、目標達成に向けた動きはさらに高まりつつあります。はじめは賛否両論あったレジ袋の有料化もいまや一般常識となりつつあるように、これからの世の中はSDGsを軸に急速に変化していくのではないでしょうか。
SDGsは決して他人事ではなく、みんなが協力して取り組んでいかなければなりません。
このメルマガを通して、少しでも日常にSDGsを取り入れていただけるきっかけになれば幸いです(^^)

【今日の動画】
>>『子どもたちの声に耳を傾けましょう -「国連環境開発会議」(地球サミット)におけるセヴァーン・スズキさん(カナダ)によるスピーチ(1992年6月、ブラジル、リオデジャネイロ)』
https://youtu.be/T9YaagLB5Fg
1992年地球サミットにて話題となった、「世界を5分間沈黙させた少女」による伝説のスピーチをご紹介します。


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◆アーライズグループからのお知らせ(1件)◆
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〔1〕びっくりドンキー様にてSDGs廃食油からつくったハンドソープの提供を開始します!
ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を展開する(株)アレフ様、デリシャス(株)様ご協力のもと、新たな循環モデルがスタートします!
店舗ででた廃油を回収後、当社にてリサイクルして製造したエコなハンドソープをびっくりドンキー各店舗内でご利用いただけます(^^)
廃食油をリサイクルしたハンドソープってどうなの?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、当社の油のプロとしての技術で業界初となる医薬部外品を取得しており、殺菌・消毒効果もばっちり!
下記URLよりぜひ詳細をチェックしてみてください!

>>『アレフ、廃食用油でハンドソープ製造へ「びっくりドンキー」店内トイレに設置:北海道新聞 どうしん電子版』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/510314

>>『SDGs 食と環境の循環型モデル【リサイクルハンドソープ】長編』
https://youtu.be/sfuYSLM8NI4

>>浜田化学公式オンラインショップはこちらから
https://www.hamadasyouji.com

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

毎月配信させていただいているアーライズ通信も今回で第5弾となりました!
拙い文章ではありますが、お取り引きいただいております事業者さまをはじめ、読んでくださる方も増えとても嬉しく思います(^^)

過去のメルマガ内容とリンクしている部分もありますが、浜田化学公式HPにてアーカイブも掲載していますので、そちらもぜひチェックしていただけると嬉しいです!
今後ともより良い情報をお届けできるよう努めてまいりますので、少しでもお役立ていただけると幸いです!

近頃は暖かくなる日も増え、だんだんと春に近づいてきましたね。
とはいっても、まだまだ寒暖差の激しい日もありますので、くれぐれも体調にお気をつけてお過ごしください!
それでは、また次回も楽しみに待っていてくださるととても嬉しいです(^^)
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