浜田化学：ニュース

SDGs廃食油からつくったハンドソープの提供を開始
～びっくりドンキー様店舗での循環型環境運営の促進～

2021.02.10

業界初の医薬部外品
廃食用油からつくったリサイクルハンドソープの販売を強化
(企業や地域ごとのオリジナルパッケージを発売)

浜田化学株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:岡野嘉市、以下当社)は天ぷらや揚げ物の調理で排出される廃食油をハンドソープに再生し循環させるリサイクルハンドソープ事業を強化し、他の事業者との連携を進めます。
このたび、ハンバーグレストランを全国に展開するびっくりドンキーを運営する株式会社アレフ(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:庄司大)、デリシャス株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:庄司開作)と廃食油の収集からハンドソープ原料へのリサイクルで連携し、その原料をベースに澁谷油脂株式会社(本社:兵庫県神戸市、取締役社長・澁谷禎彦)でハンドソープを製造し、びっくりドンキーの店内でそれを利用する循環型モデルがスタートします。

【特長】
・リサイクルハンドソープとしては業界初の医薬部外品の認可を取得
・自社で発生した廃食油が自社店舗で使うハンドソープになって還ることにより自己完結型のリサイクルループで循環型社会を形成

【背景】
当社はスーパーやコンビニエンスストア、飲食店といった食品産業の店舗から排出される廃食油の回収とリサイクルを手掛ける事業の一環で、廃食油からハンドソープへのリサイクル化を行なっています。とくに当社のハンドソープはリサイクル品としては困難であった医薬部外品を取得しており、殺菌消毒にも安心して利用できる商品です。当社のリサイクルハンドソープは発売から10年以上が経過している商品で累計販売総数は約80万本です(ハンドソープ1L詰替えパウチ実績)。昨今のSDGsやESGの考え方の浸透に伴い、市場からの関心が高まってきています。いままでは主に企業向けにCSR活動の促進として採用されており、店舗で排出された廃食用油がハンドソープになって店舗へ還ってくるという企業内でのリサイクルループが実現します。一般消費者にもわかりやすいCSR活動として、和食さとを展開するSRSホールディングス(株)、(株)ファミリーマート、(株)イオンイーハート、といった業界をリードする企業に採用されています。今後は企業のSDGsの促進を担うひとつのモデルとして、その活動のサポート的な役割として様々な企業に訴求していきます。